カブス・今永昇太、開幕投手に意欲「何年やっても目指す」
カブスの今永昇太投手が、開幕投手を務める可能性に意欲を示した。史上初の日本人開幕投手対決も期待される。

カブス・今永昇太「もし実現できれば幸せ」 ドジャース・山本由伸と初の“日本人開幕投手対決”に意欲
カブスが 9 日(日本時間 10 日)、メジャー 30 球団最速で始動した。米アリゾナ州メサの球団施設でバッテリー組の春季キャンプ初日を迎え、渡米 2 年目の今永昇太投手(31)が日米メディアの取材に応じた。
1 年目の昨季は 29 試合でリーグ 3 位の 15 勝(3 敗)、防御率 2・91。新人王争いで 4 位、サイ・ヤング賞レースで 5 位に入った左腕はこの日、キャッチボールなどで汗を流し、ブルペンでは約 30 球を投じた。カ軍は 3 月 18、19 日に東京ドームでドジャースとの開幕シリーズを戦うため、予定を繰り上げて他球団より早めの始動。カウンセル監督は「昇太は日本で投げる。それは義務だと思う。他に選択肢はないだろう」と、日本での登板に“内定通知”を出した。開幕投手を務める可能性も十分に考えられる。
今永は「何年野球をやっても、そこ(開幕投手)は目指すべきだと思いますし、(ドジャースには)山本投手もいますので、(開幕戦で)投げ合いがもし実現できれば、これほど幸せなことはないなと思います」と意気込んだ。日本人開幕投手のマッチアップとなれば史上初。2 人の投げ合いは昨年 9 月 10 日(同 11 日)に一度あり、今永が 7 回 3 失点で 13 勝目、山本由伸投手(26)は右肩の負傷から復帰登板で 4 回 1 失点だった。
山本、大谷翔平投手(30)、マイナー契約で招待参加となる佐々木朗希投手(23)が所属するド軍のバッテリー組は 11 日(同 12 日)がキャンプイン。カブス野手組の鈴木誠也外野手(30)は 14 日(同 15 日)にスタートを切る。
次に読むべきもの
ドジャース・山本由伸が6回2安打9奪三振の快投で今季2勝目。地元メディアが「完璧に近い投球」と絶賛したカブス戦の詳細分析と投球術に迫る。
ドジャースのエース山本由伸がカブス戦で復調の起爆剤に。防御率0.64の圧倒的成績を背景に、チームの連敗脱出へ向けた熱い戦いに注目が集まる。
五十嵐亮太は、MLB の解説者として活躍する傍ら、NPB の試合の年間取材パスも持っていない「ノーブランド」の解説者。今回は、そんな五十嵐亮太さんに解説者業界の新潮流について聞いた。
MLB でカブス対レンジャーズの試合が行われ、カブスの今永昇太が 5 回 5 失点で今季初黒星を喫しました。一方、鈴木誠也は今季初の三塁打など 2 安打 1 打点を挙げました。
ブルージェイズは主砲ブラディミール・ゲレーロJr.と 14 年 5 億ドルの超大型契約を締結。今後は正遊撃手ボー・ビシェットとの契約延長も目指す方針。
MLB 開幕シリーズ以来の顔負わせで、ドジャースが勝利を収めました。その試合後、美女レポーターコンビのワトソンさんとマクレガーさんが再会を果たし、東京での思い出を語り合いました。
ドジャースは開幕から 8 連勝と好スタートを切ったが、その後は 6 試合で 2 勝 4 敗と急失速。選手たちは急激な落差にゲンナリした面もあったようだ。