西岡良仁、ズべレフらが絶賛!18 歳のフォンセカがテニス界を席巻

男子テニスの IEB+アルゼンチン・オープンで、18 歳のフォンセカがツアー初優勝を飾り、西岡良仁、ズべレフらが絶賛した。

西岡良仁、ズべレフらが絶賛!18 歳のフォンセカがテニス界を席巻

男子テニスの IEB+アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー、ATP250)は日本時間 17 日(現地 16 日)、シングルス決勝が行われ、J・フォンセカ(ブラジル)が第 5 シードの F・セルンドロ(アルゼンチン)を 6-4, 7-6 (7-1)のストレートで破り、錦織圭らに次ぎ ATP ツアー史上 10 番目の若さでタイトルを獲得。

この活躍に対し世界ランク 62 位の西岡良仁、同 2 位の A・ズベレフ(ドイツ)、同 3 位の C・アルカラス(スペイン)らがそれぞれコメントし、躍進を続ける 18 歳を絶賛した。

18 歳のフォンセカは昨年行われた 20 歳以下最終戦 Next Gen ATP ファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)で全勝優勝を達成。その勢いのまま今季の開幕戦となったワークデイ キャンベラ国際(オーストラリア/キャンベラ、ハード、ATP チャレンジャー)でもタイトルを獲得。好調を維持したまま先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を迎えると、予選 3 試合を勝ち抜き四大大会本戦初出場を決めた。

そして本戦 1 回戦では第 9 シードの A・ルブレフをストレートで破る大金星を挙げ、2 回戦では当時世界ランク 55 位の L・ソネゴ(イタリア)に破れたものの、鮮烈な四大大会デビューを飾った。

初出場となった今大会は 1 回戦で第 8 シードの T・M・エチェベリー(アルゼンチン)、2 回戦でラッキールーザーで本戦入りした F・コリア(アルゼンチン)、準々決勝で M・ナヴォーネ(アルゼンチン)、準決勝で L・ジェレ(セルビア)、決勝でセルンドロを下しツアー初タイトルを手にした。

1 年前は世界ランク 648 位だったフォンセカだが、躍進に次ぐ躍進で今大会開始前には 99 位に。今回の初優勝で 17 日更新の世界ランキングでキャリアハイとなる 68 位に浮上した。

同大会の優勝によりフォンセカは、ATP ツアーが創設された 1990 年以降、史上 10 番目に若いツアー大会優勝者となった。

この活躍に対し西岡は自身の X にて「やっぱり強いわ...どっからでもエース取れるし、フォアもバックもスライスもクオリティ高いし、動きもいい。怖すぎ」とコメント。

さらにズべレフ とアルカラスもフォンセカ についてこうコメントした。

ズべレフ:「彼(フォンセカ)は確かに才能がある。才能があるから、今の結果が出ているんだ。彼が勝っている相手を見れば、その才能は間違いない。でも最も大事なことは、周りの人たちが彼を落ち着かせることだと思う。僕は彼と話をしたことがあるし、彼のことはかなりよく知っている。彼はとても良い人に見えるし、非常に素直で、地に足のついた人物だ。彼は正しいことをしていると思うよ。プレーも正しい方法でしているし、良い人たちが周りにいるように見える。時間が経てば分かることだけど、彼には素晴らしい選手になるための全てを持っていると思う」

アルカラス:「試合を観たよ。素晴らしい試合だった。ATP ツアー初めての決勝で、地元の選手であるセルンドロと対戦することは簡単ではなかったはず。でも彼が見せたレベルは本当にすごかった。彼が初めて ATP タイトルを獲得できて、とても嬉しいよ。彼のポテンシャルは非常に大きい。彼のレベルは本当に高い。去年の今頃、彼はランキング 600 位台だったけど、今は 68 位。今年中にもっと上がるだろうね。だから実際に彼の試合を見るのが楽しみだし、近いうちに彼と対戦することを楽しみにしているよ」

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