張本美和、世界 1 位・孫穎莎と熱戦もリベンジ許す。女子日本勢は 8 強に終わる【卓球 アジアカップ】
第 34 回 ITTF-ATTU アジアカップで、張本美和が孫穎莎と熱戦を繰り広げるも、惜しくも敗れる。女子日本勢の最高成績はベスト 8。


張本美和、世界 1 位・孫穎莎と熱戦もリベンジ許す。女子日本勢は 8 強に終わる【卓球 アジアカップ】
第 34 回 ITTF-ATTU アジアカップ 2025 が 2 月 19 日(水)から 23 日(日)まで開催され、女子シングルス準々決勝で張本美和(16=木下グループ/世界ランク 6 位)が孫穎莎(24=中国/同 1 位)にゲームカウント 2-4 で敗れた。
アジア選手権団体決勝で、7 回目の挑戦でついに世界女王を下した張本。中国が生んだ怪物を 2 試合連続で破る快挙に、16 歳が挑んだ。
出だしは張本が 5-4 とリードするが、闘牛士のような身のこなしによる孫の攻守を前に 7 連続失点で先制される。
だが第 2 ゲームはミドル攻めを軸に張本が一気に押し込んで 11-4 で取り返し、次も張本がゲームポイントを取るが、孫の回転量の多いドライブを制御しきれず逆転で奪われる。
張本は女王相手に全くラリーで引かずに押し込んで 4 ゲーム目は 11-8 で奪い返し、次は 4-7 から 4 点連取で逆転するも、孫にサーブ権 2 本からきっちり得点され 9-11 で第 5 ゲームを失う。
6 ゲーム目は 4-4 から張本が 5 点連取で抜け出すが、鬼のラリー力で孫に 6 連続失点を許し、最後はフォアハンドで決められて 11-13。
女王に迫った張本だったが、惜しくも敗れた。なお女子日本勢の最高成績は、伊藤美誠(スターツ)と張本のベスト 8 となった。
<アジアカップ 女子シングルス準々決勝>
張本美和 2-4 孫穎莎(中国)
5-11/11-4/10-12/11-8/9-11/11-13
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