豊昇龍、初の出稽古で好調な仕上がりを見せる
大相撲の新横綱豊昇龍が春場所前の連合稽古に参加し、好調な仕上がりを見せた。

大相撲の新横綱豊昇龍は 4 日、春場所(9 日初日・エディオンアリーナ大阪)前に堺市東区の音羽山部屋で行われた時津風一門の連合稽古へ参加し、同じく一門外の大関大の里には 9 勝 4 敗だった。合計 20 番でまずまずの仕上がりを示し「大の里は力が強いし、いい稽古。いい感じだ」と手応えをにじませた。場所前初の出稽古となった豊昇龍は大の里が来ることを知らず「ラッキーだった。やりたかったからチャンスだ」と気合が入ったという。相手の出足に土俵を割るなど中盤まで互角だったが、最後は 6 連勝で貫禄を示した。強烈な右喉輪を繰り出しており、サポーターを施した右肘も大きな問題はなさそうだった。
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