高橋由伸氏、魚雷バットに「面白いんじゃないか」 道具にもポジション選択にも固定観念打破望む
元巨人監督の高橋由伸氏が、侍ジャパン野球教室で魚雷バットを歓迎し、道具やポジション選択に固定観念を打破することを望んでいる。

高橋由伸氏、魚雷バットに「面白いんじゃないか」 道具にもポジション選択にも固定観念打破望む
元巨人監督の高橋由伸氏(50)が「魚雷(トルピード)バット」を歓迎した。12 日に都内で開かれた「花王サクセス×侍ジャパン 野球教室」で、日本代表の吉見一起投手コーチ(40)と小学生に指導。
大リーグで話題となった先端が細く、魚雷やボウリングのピンのような形状の製品に「ルールの範囲内なので、可能性という部分では決して悪いことではない。面白いんじゃないかなと思ってます。ただそれがね、果たしてじゃあ自分に合うのか合わないのかの選択ですよね」と言及した。
「正直、いい結果になったか。自分が当時あったら、使わせたかどうだったか分からないんですけど。そういう考え方には至らなかったから」とも回顧。自身の高校時代には金属製で同形状の品物もあったそうで、「木のバットは違うんじゃないかなって。僕らの固定観念もあったかもしれないですね」と説いた。
この日は野球教室で小学生 25 人に基本的な打撃指導を行った。保護者に求める姿勢を問われると「僕らの小さい頃は、ピッチャーも 4 番もやっていましたけど、勝手にどちらかを選択していました。いま大谷翔平選手が出てきて、無意識に選んでいたものが、それだけじゃないと。可能性というものを信じて、なくさずに見守ってあげて欲しい」と願っていた。
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