Jリーグ2025:清水エスパルスDF吉田豊、首位福岡戦でフル回転の活躍
Jリーグ2025シーズン、清水エスパルスのDF吉田豊が首位福岡戦でフル回転の活躍を披露。チームの連勝を支える彼の奮闘に注目。

清水エスパルスの調整と吉田豊の活躍
清水エスパルスは、17日のアウェー・横浜FM戦から一夜明け、三保で調整を行いました。主力選手たちは軽めのメニューで終え、20日のホーム・福岡戦に備えました。DF陣に故障者が続出する中、DF吉田豊(35)はリーグ5試合連続先発と奮闘中です。首位との大一番でもフル回転し、今季2度目の連勝を呼び込む立役者となることが期待されています。
ベテラン吉田豊のリカバリー術
深夜に帰静した遠征から一夜明けたこの日、吉田を含めた主力組はストレッチやウォーキングで約1時間、汗を流しました。横浜FM戦で今季2度目のフル出場を記録した35歳の吉田は、「ストレスを抱えすぎないことがいいリカバーになる。しっかり寝て回復すれば大丈夫」と中3日のホーム戦を見据えています。
チームを支える吉田の走力
36歳のMF乾に次ぐ年長者である吉田は、前節でチームで4番目となる走行距離11.184キロをマークしました。DF高木らの故障離脱、DF北爪の出場停止でサイドが手薄になったチーム事情もあり、スタートの右ウィングバックから右サイドバック(SB)、左SBと試合中に何度もポジションを入れ替えながら今季初の逆転勝ち(3-2)に貢献しました。
福岡戦への意気込み
福岡は開幕3連敗の後、7戦負けなしで首位を走っています。敵将の金明輝監督(43)には鳥栖在籍時に師事しており、スタイルは熟知しています。「局面のデュエルが大事になる。ゴールに向かう姿勢を90分出し続けることが大事になると思う」と攻略のイメージを描いています。
連戦を乗り切る秘訣
3月26日のルヴァン杯・J3相模原戦から始まった公式戦8連戦もようやく最後の1試合。「連戦に耐える秘けつ? よく寝てよく食べる。そうやって(プロ)18年やってきたし、痛い所もない」と豪快に笑ったベテランが泥くさく走り抜く姿が印象的です。
(武藤 瑞基) 報知新聞社