パオリーニとエラーニがBNLイタリア国際で見事な2連覇、パオリーニは35年ぶりの単複2冠を達成
BNLイタリア国際でパオリーニとエラーニがダブルスで2連覇を達成。パオリーニはシングルスでも優勝し、35年ぶりの単複2冠を成し遂げた。

ダブルス決勝のハイライト
女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は18日、ダブルス決勝が行われ、第3シードのJ・パオリーニ(イタリア)/ S・エラーニ(イタリア)組がV・クデルメトバ/E・メルテンス(ベルギー)組を6-4, 7-5のストレートで下し優勝を飾るとともに、2連覇を達成した。
パオリーニの単複2冠
また、今大会のシングルスでも優勝を飾っているパオリーニは、同大会で35年ぶりとなる単複2冠を成し遂げた。パオリーニは第6シードとして出場したシングルスでも前日に行われた決勝で第4シードのガウフを破って優勝しており、1990年のM・セレス(アメリカ)以来、35年ぶりに同大会で単複2冠を成し遂げた。
決勝戦の詳細
迎えた決勝戦の第1セット、パオリーニとエラーニは序盤で2度のブレークを許しゲームカウント0-4とリードされる。それでも母国の大声援を受けたパオリーニとエラーニはここから反撃。一気に6ゲームを連取し先行する。
続く第2セットもパオリーニとエラーニはゲームカウント0-4から追いつくと、最後は第12ゲームでこのセット4度目のブレークを奪い、1時間45分で大会2連覇を達成した。
過去の戦績
昨年の同大会で優勝しているパオリーニ/ エラーニ組は連覇を狙った今大会、1回戦でジィァン・シンユー(中国)/ ウー・ファン・シィェン(台北)組、2回戦でL・フェルナンデス(カナダ)/ Y・プチンセワ(カザフスタン)組、準々決勝でA・イーラ(フィリピン)/ C・ガウフ(アメリカ)組、準決勝で第6シードのM・アンドレーワ/ D・シュナイデル組を下し決勝に駒を進めた。