松平賢二、12年ぶりの世界卓球で勝利!ドーハ大会で見せた熟練の技と家族のサポート
松平賢二が12年ぶりの世界卓球で勝利を収め、ドーハ大会で熟練の技と家族のサポートを披露。

松平賢二、12年ぶりの世界卓球で勝利
2025年5月18日、カタール・ドーハのルサイル・アリーナで開催された世界卓球選手権個人戦の第2日目。男子シングルス1回戦で、松平賢二(協和キリン)がアルジェリアのブルサを4―0のストレートで退け、初戦を突破しました。12年ぶりの世界卓球での勝利に、松平は両手で「12」を作り、喜びを爆発させました。
熟練の技と家族のサポート
松平は第1ゲームから多彩なサーブで相手を崩し、要所で狙い澄ましたカウンターも決めました。第4ゲームでは相手に粘られ、接戦となりましたが、9―10からバックハンドをクロスに決めて追いつき、最後はフォアハンドをストレートに打ち抜きました。試合後、松平は「プレッシャーはかなりありました。久しぶりにこの舞台で1勝することができて、気持ちもいっぱいです」と語りました。
また、松平の家族も大きなサポートとなりました。6歳の娘が客席で「パパ、頑張れ」と手作りのうちわを持って大声援を送る中での勝利に、松平は「楽しんでくれているんだなと思った。いや~良かったです」と照れ笑いを浮かべました。
日本勢の活躍
日本勢の最後の登場となった松平の勝利で、日本勢は5種目、全16試合で初戦を突破しました。混合ダブルスの吉村真晴、大藤沙月組、男子シングルスの戸上隼輔、男子ダブルスの張本智和、松島輝空組がいずれも快勝で、試合開始時間は30分以上、予定より前倒しになりました。
松平の男子シングルス2回戦は、19日の午後4時40分(日本時間同10時40分)からオーストリアのD・ハベゾンと対戦します。
今後の展望
松平は「弟と妹もメッセージをくれて。きょうは2人とも『ライブで見ているよ』と言ってくれていた」と背中を押されていたことを明かし、家族のサポートに感謝の意を示しました。今後の試合でも、松平の熟練の技と家族のサポートがさらに活かされることが期待されます。