【ドーハ世界卓球】張本智和が男子シングルス&ダブルスで快勝、妹・美和にバトンタッチ
張本智和がドーハ世界卓球で男子シングルスとダブルスで勝利を収め、妹・美和にバトンを渡す。

2025年5月18日、カタール・ドーハのルサイル・アリーナで開催された世界卓球選手権個人戦の第2日目。男子シングルスで世界ランク4位の張本智和(トヨタ自動車)は、韓国の強豪・林鐘勳(イム・ジョンフン)を4-1で下し、快勝を飾った。
男子シングルスでの勝利 張本は試合後、「攻めなければ勝てないので、出だしが一番重要です。1ゲーム目を取れたのは非常に大きかった。先手必勝が必須です」と語り、初戦の重要性を強調した。
男子ダブルスでも快勝 同じ日、松島輝空(木下グループ)と組んだ男子ダブルスでも、ニューカレドニアのペアにストレート勝ちし、単複で快勝発進を切った。張本はダブルスについても、「初戦だったので、サービスやレシーブを確認しながら、良い初戦だったと思います」と満足げな表情を見せた。
妹・美和へのバトンタッチ 同じ会場で、自身の試合直後に女子シングルス1回戦に臨む妹・美和(木下グループ)に勝利のバトンを渡した。張本は、「どっちも同じ考え方です。もちろん結果は求めていきたいけど、1日、1勝ずつ。その結果がどんどん先に伸びていく。結果にこだわるより、自分のプレーを」と冷静に見据えた。
今後の展望 男子シングルスでは、日本勢46年ぶりの表彰台を目指す張本。これまでのメダル獲得経験から、「今回は目標は立てない」と結果よりも目の前のやるべきことに集中する姿勢を見せている。
今後の試合に期待がかかる張本智和の活躍に注目が集まっている。