東京SG、準々決勝敗退の教訓から来季へ向けた決意【ラグビーリーグワン】
東京SGがラグビーリーグワン準々決勝で敗退。小野ヘッドコーチが来季に向けた一貫性のあるチーム作りを誓う。

東京SG、準々決勝で東京ベイに敗れる
2025年5月18日、花園ラグビー場で行われたラグビーNTTリーグワン準々決勝で、東京SGは東京ベイに15-20で敗れました。6位でプレーオフに出場した東京SGは、4週前の対戦で大敗した東京ベイと再び対戦し、前半は0-3と接戦を繰り広げました。後半開始早々に南アフリカ代表WTBコルビのトライで逆転し、その後も元ニュージーランド代表フランカーのケインがトライを決めるなど、2度にわたってリードを奪いました。
小野ヘッドコーチの振り返り
小野ヘッドコーチは試合後、「前回の反省から、パスとキックのバランスを修正して準備してきた。前半はディフェンスでよく我慢できたし、少ないチャンスに点を取れたと思う。ランが強みの選手、空中戦に強い選手が持ち味を出してくれた」と振り返りました。しかし、ラスト20分には東京ベイの圧力に対抗できず、ラスト10分にはSH福田とSO高本を投入して捨て身の攻勢に出ましたが、あと5点届かずに敗退しました。
来季に向けた決意
今季は開幕から4戦白星なしというまさかのスタートから、苦しみながらプレーオフまでたどり着きましたが、準々決勝で敗退。小野ヘッドコーチは「相手の方がチャンスに点を取りきる力は上だった。6位のチーム(東京SG)よりも3位のチーム(東京ベイ)の方が一貫性で上回っていた。来季は一貫性を持ってシーズンを戦い抜くチームを作らないと」と出直しを誓いました。
今後の展望
東京SGは今季の経験を活かし、来季に向けて一貫性のあるチーム作りを目指します。小野ヘッドコーチのリーダーシップのもと、チーム全体の結束力と戦術の強化が期待されます。