伊藤美誠、44度の酷暑を乗り越えて女子シングルス3回戦進出!氷嚢とジャージーで体調管理
伊藤美誠が44度の酷暑の中、氷嚢とジャージーで体調管理を行い、女子シングルス3回戦に進出。初のメダルを目指す。

伊藤美誠、44度の酷暑を乗り越えて女子シングルス3回戦進出!氷嚢とジャージーで体調管理
2025年5月20日、カタール・ドーハのルサイル・アリーナで行われた世界卓球選手権個人戦第4日目。女子シングルス2回戦で、2021年東京五輪混合ダブルス金メダリストの伊藤美誠(スターツ)がR・アギアール(キューバ)を4-0(11-8、11-2、11-3、11-9)で一蹴し、3回戦に進出しました。
伊藤は試合後に「2試合ともやったことがない選手だったので、動画を見てしっかり準備した。今日の選手はタイミングに特徴があった。サーブを出すテンポが早かったり。そこは自分の中で冷静に処理しようと思っていました」と納得の表情を見せました。試合後、アギアールから「憧れ」の伊藤に2ショットのリクエストがあり、「うれしかったですね」と笑みを浮かべました。
この日の外気温は44度を超え、経験豊富な伊藤も「サウジアラビアとかも暑いけど、さすがにこんなに暑いところはないかな」と驚いていました。そのため、氷嚢を準備したり、室内では羽織るジャージーを持ち歩いたりと、細かい体調管理で好調を維持しています。「準備をしっかりしている。会場でもそうだし、(宿泊する)ホテルでもそう。準備を心がけているからこそ、卓球の場ではストレスフリーに出来ています」と明るい表情でうなずきました。
シングルスで初のメダルが大目標です。3回戦は、世界ランク78位のナタリア・バヨル(ポーランド)と激突します。「(相手は)勝ち上がってきているので、絶好調だと思いますし、しっかり動画を見て準備したい。とにかく思い切って楽しみたい」と意気込みました。
今後の展望
伊藤美誠は、今回の世界選手権で初のシングルスメダルを目指しています。3回戦での対戦相手であるナタリア・バヨルは、世界ランク78位ながらも、今大会では好調を維持しています。伊藤は「しっかり動画を見て準備したい」と意気込んでおり、今後の試合にも期待がかかります。
体調管理の重要性
44度という酷暑の中での試合は、選手にとって大きな試練です。伊藤は、氷嚢やジャージーを使った体調管理を行い、好調を維持しています。このような細かい準備が、試合でのパフォーマンスに直結していると言えるでしょう。