錦織圭、全仏OP前の負傷でジュネーブ・オープン棄権 2回戦敗退
錦織圭がジュネーブ・オープンで負傷し、2回戦を棄権。全仏オープンへの参加に暗雲が漂う。

錦織圭のジュネーブ・オープン2回戦敗退
男子テニスのゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)において、錦織圭が2回戦で棄権し、敗退しました。錦織は第4シードのK・ハチャノフとの対戦中、第2セット途中で順延となっていた試合の再開を前に、腰痛を理由に棄権を表明しました。スコアは錦織から5-7, 5-2でした。
試合の経緯
錦織は1回戦で世界ランク67位のL・ティエン(アメリカ)を下し、2回戦に進出しました。2回戦の対戦相手は世界ランク24位のハチャノフでした。第1セットでは錦織が第1ゲームでブレークポイントを握り、パッシングショットを決めてブレークに成功しました。しかし、第8ゲームでブレークバックを許し、第12ゲームでもブレークを奪われ、先行を許しました。
第2セットでは錦織が第1ゲームで鋭いバックハンドを打ち込み、相手のミスを誘って先にブレークを果たしました。さらに第7ゲームでもブレークを奪い、リードを広げましたが、ここで再び雨が降り始め、試合は翌日に順延となりました。
全仏オープンへの影響
錦織は25日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に出場する予定ですが、今回の負傷により、その参加に暗雲が漂っています。勝利したハチャノフは準々決勝で世界ランク41位のN・ボルジェス(ポルトガル)と予選勝者で同128位のS・オフナー(オーストリア)の勝者と対戦します。
錦織の過去の成績
錦織が全仏オープンの前哨戦となるジュネーブ・オープンに出場するのは8年ぶり2度目です。初出場となった2017年は4強入りを果たしています。今大会は1回戦を突破し、2回戦に進出しましたが、負傷により棄権することとなりました。
今後の展開
錦織の全仏オープンへの参加はまだ確定していませんが、負傷の影響が懸念されます。ファンは彼の回復を祈りつつ、今後の展開に注目しています。