原晋監督の新たな挑戦

日本を代表する長距離ランナーを数多く輩出してきた青山学院大学陸上競技部の原晋監督が、新たにユニクロ女子陸上競技部のスペシャルアドバイザーに就任しました。この就任により、原監督は全日本実業団女子駅伝での優勝に向けたサポート体制を強化することに意欲を見せています。

ユニクロ女子陸上部の新体制

ユニクロ女子陸上部は、今年4月に長谷川重夫氏が監督に就任し、チームの強化を図ってきました。さらに、原監督の教え子である神林勇太氏がディレクターに就任し、メンタルコーチとしてアン・クイン氏も加わるなど、チーム体制を一新しました。これらの新たなメンバーを迎え、先月にはチームの公式ホームページもリニューアルされ、新たなスタートを切っています。

原監督のコメント

原監督は、以下のようにコメントしています。

「今回、スペシャルアドバイザーという新たなポジションで実業団女子駅伝優勝に向けた新体制をサポートさせていただくことになりました。私が指導する青山学院大学陸上競技部は既存の方法にとらわれない改革を繰り返すことで、箱根駅伝の常勝軍団に成長してきました。チームを継続して発展させていくには改革が必要です。これまでの経験をもとに個人の夢、チームの夢を実現させるためのサポートをさせていただければと思います。私が指導者として培ったノウハウを、ユニクロ女子陸上競技部でも役立てられるよう、長谷川新監督と教え子である神林ディレクターと連携して取り組んでまいります。」

今後の展望

原監督は、現在も青山学院大学陸上競技部の監督を務める傍ら、地球社会共生学部教授、関東学生陸上競技連盟の箱根駅伝対策委員長、実業団男子長距離のGMOインターネットグループのEKIDENダイレクターなど、多岐にわたる役職を兼任しています。これに加え、女子陸上界にも進出し、その経験と知識を活かしてユニクロ女子陸上部のさらなる飛躍を目指します。

今後の活躍に期待が寄せられています。