富山グラウジーズのB1復帰への軌跡:結束力で掴んだ最短での昇格
富山グラウジーズが無念の降格からわずか1年でB1復帰を果たした軌跡を紹介。チームの結束力と新コーチの指導が鍵となりました。

富山グラウジーズは、2025年シーズンに「最短でのB1復帰」を掲げ、わずか1年でその目標を達成しました。新たに指揮を執ったダビー・ゴメスヘッドコーチは、「家族になれば勝てる」という理念のもと、チームをまとめ上げました。
今シーズン、富山グラウジーズは38勝22敗の成績を収め、東地区2位でプレーオフに進出しました。試合を重ねるごとにチームは結束を強め、無念の降格から1年でB1復帰を果たしました。
ゴメスヘッドコーチはシーズンを振り返り、「ブースターも一緒にみんなでB1昇格をつかみ取れた。どの選手もアグレッシブに、ファミリーのことを考えて戦ってくれた」と述べました。
B2王者をかけたプレーオフ決勝では、1勝1敗で迎えた運命の第3戦が千葉の会場の停電により中止となりました。Bリーグは「再試合は開催しない」としており、B2年間優勝の扱いについては後日発表されます。
藤永佳昭キャプテンは、「最後、ファイナルは中止になってしまったが、『家族になろう』というのを1年で体現できた。それがB1昇格にもつながったと思う。この経験を生かしてB1、その次のプレミアにつなげられるように頑張りたい」と語りました。
富山グラウジーズの今シーズンは、チームの結束力と新たな指導者の下での成長が顕著でした。今後の活躍が期待されます。