全国制覇を目指す「東都京葉ガールズ」の緻密な2か年計画

東都京葉ガールズが全国制覇を目指す緻密な2か年計画を紹介。女子中学硬式野球の新たな挑戦が始まる。

東都京葉ガールズの始動

2025年春、全国大会優勝3度を誇る中学硬式野球の強豪「東都クラブ京葉ボーイズ」は、女子チーム「東都京葉ガールズ」を発足させた。1期生として18人(2年生2人、1年生16人)が入部し、2026年の女子中学硬式野球全国制覇を目指している。

機動破壊を取り入れた練習

チームを率いる山本益生監督は、高校野球でコーチや生徒募集を担当し、かつて健大高崎のアドバイザーとして「機動破壊」を旗印に全国区へ押し上げた葛原美峰氏から走塁指導を受けた経験がある。そのノウハウを惜しみなく選手に伝えている。

緻密な指導と選手の成長

指導は非常に細かく、アウトカウントによってリードの位置や距離を変えるほか、ハーフウエーを2種類設け、展開や打球位置によって使い分ける。選手たちは必死に食らいついており、頭がパンクしそうになっているようだが、それだけに成長も著しい。

2026年への展望

2025年は女子リーグに所属せず、男子チームとの試合で腕を磨く。2026年の全国優勝を目指し、選手たちには「来年、全国制覇するんだ」と繰り返し伝えている。日本一を目指す取り組みが後々役に立つことは間違いない。

女子野球の活性化

全国高校女子硬式野球選抜大会が東京ドーム、全国高校女子硬式野球選手権大会の決勝が甲子園で開催されるなど、注目度が高まっている女子高校野球。さらに発展していくには、中学女子の活性化も必要不可欠だ。

京葉ボーイズのサポート体制

京葉ボーイズには女性コーチや女性理学療法士が常勤し、専属の管理栄養士もおり、スポーツ栄養学なども指導している。オーナー兼球団代表の勝本俊朗氏は野球人口拡大策として、野球に精通した母親を増やしていきたいという思いを抱いている。

今後の戦いに期待

明確な理念のもとに立ち上げられた京葉ガールズの戦いが今後、どのように展開していくのか、非常に楽しみだ。

次に読むべきもの

Load More

We use essential cookies to make our site work. With your consent, we may also use non-essential cookies to improve user experience and analyze website traffic. By clicking "Accept," you agree to our website's cookie use as described in our Cookie Policy.