全仏オープンでのキャロリン・ガルシアの特別な瞬間と現役引退の決意
キャロリン・ガルシアが全仏オープンでの初戦敗退後、現役引退を表明。特別な瞬間を振り返り、今後の計画を語る。

キャロリン・ガルシアの全仏オープン初戦敗退
2025年5月26日、テニスの全仏オープン女子シングルス1回戦で、キャロリン・ガルシア(フランス)はブレンダ・ペラ(アメリカ)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退となりました。ガルシアはこの試合を最後に現役引退を表明しており、試合後の記者会見で「私にとって特別な瞬間。できる限り喜びを味わった」と語りました。
キャリアのハイライト
ガルシアは31歳で現役引退を決意し、全仏オープンには15年連続15度目の出場でした。彼女の最高成績は2017年のベスト8です。シングルスではツアー通算11度のタイトルを獲得し、WTA1000では3度の優勝を経験。2022年にはWTAファイナルズ・フォートワースでトロフィーを掲げました。ダブルスでも活躍し、キャリアハイは世界ランキング2位で、ツアー大会で8度の優勝を達成しています。
試合の詳細
1回戦の第1セット、ガルシアは第9ゲームでブレークを許し先行されます。第2セットでは第1ゲームと第3ゲームで連続でブレークを奪われ、第10ゲームでブレークポイントを3度握るも活かせず、初戦敗退となりました。
今後の計画
ガルシアは「思ったほど状態は良くない。痛みがないわけではないが、前向きに考えている」と語り、今大会のダブルスに出場し、できるだけ回復してベストを尽くすことが最優先事項であると述べました。
ダブルスの展望
ガルシアは今大会のダブルスにD・パリー(フランス)とのペアで出場し、1回戦で第16シードの加藤未唯/ A・スーチャディ(インドネシア)ペアと対戦します。