【ラグビー】東京ベイ惜敗、ルディケ監督が逆転の可能性を語る
東京ベイがリーグワン決勝で惜しくも敗北。ルディケ監督が逆転の可能性について語り、マキシ主将が今後の意気込みを語った。

試合概要
2025年6月1日、東京・国立競技場で行われたラグビー・リーグワンのプレーオフ決勝で、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(リーグ3位)は、前年王者の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京、同1位)に18-13で惜敗した。東京ベイは2季ぶり2度目の優勝を逃し、悔しい結果となった。
試合の流れ
東京ベイは後半32分にCTB立川理道(35)のトライで反撃を試みたが、あと一歩及ばず。フラン・ルディケ監督(57)は試合後のインタビューで、「最後は盛り返したが時間切れだった。逆転もありえたが、精度が足りなかった。東芝のディフェンスをほめるべき」と語り、王者の強さを称えた。
マキシ主将のコメント
今季から主将を務めたNO8ファウルア・マキシ(28)は、試合終了の笛を聞くと悔しさをあらわにした。「自分たちが望んだ結果ではなかった」と残念がりつつも、「プロセス、プランは間違っていなかった」と誇りを見せた。さらに、「悔しい思いを忘れずに、この舞台に来シーズン帰ってこられるように頑張る」と今後の意気込みを語った。
今後の展望
東京ベイは今シーズン、6連戦を戦い抜き、前々週の準々決勝をシードしたBL東京とは体力的に差があった。しかし、ルディケ監督は「休むことで勢いがなくなることもある」と指摘し、この日は「エナジーを生むことができなかった」と言い訳にはしなかった。来シーズンに向けて、さらなる強化を図ることが期待される。