新種牡馬ベンバトル産駒トライアンフパス、新馬戦開幕週で勝利を狙う!宮調教師も期待の瞬発力
新種牡馬ベンバトルの産駒トライアンフパスが新馬戦開幕週で勝利を目指す。宮調教師もその瞬発力に期待を寄せる。

新種牡馬ベンバトル産駒トライアンフパスの新馬戦開幕週
2025年の日本ダービーに向けて、2歳新馬戦が今週からスタートします。今年が初年度となる新種牡馬ベンバトルの産駒トライアンフパス(牝)は、8日の阪神・芝1400メートルでデビューを予定しています。
トライアンフパスの血統と戦績
トライアンフパスは、宮厩舎ゆかりの血統馬として注目されています。昨年の京王杯2歳Sで2着に入ったマイネルチケットが半兄にいるなど、重賞戦線での活躍が期待されています。母エントリーチケットも宮調教師が管理しており、調教師は「兄に気性がよく似ている。お母さんも新馬勝ちしたし、初戦から走る血統だからね」と期待を寄せています。
トレーニングの成果
先月28日には和田竜騎手が騎乗し、栗東・Eダートコースでゲートを確認しました。1日には坂路で実質的な1週前追い切りを行い、馬なりで55秒4―12秒9を計時しました。トレーナーは「これはいいよ。瞬発力があるし、追ってからの動きもすごくしっかりしている。やればいくらでも時計は出る」と太鼓判を押しています。
父ベンバトルの活躍
父ベンバトルは現役時代、2018年のドバイ・ターフでヴィブロス(2着)、リアルスティール(3着同着)、ディアドラ(同)などの日本馬を相手に完勝。G1・3勝を含む重賞10勝を挙げました。主戦場は芝の中距離でしたが、ダートでも重賞を勝ち、2020年の第1回サウジCで2着と結果を残しています。
新種牡馬への期待
昨年に種牡馬デビューしたタワーオブロンドン、アドマイヤマーズは初年度産駒からG1馬を送り出しました。新種牡馬にかかる期待は大きく、まずは初陣を勝利で彩り、ベンバトル産駒の歴史を切り開くことが期待されています。