【大学野球選手権】福井工大・高松紳志、強豪相手に奮闘も惜敗「球の質と回転数は想定以上」
福井工大の高松紳志が強豪・東北福祉大との試合で奮闘するも惜敗。相手エースの球質と回転数に脱帽しつつ、チームを引っ張った姿勢を評価。

試合概要
2025年6月15日、神宮球場で行われた全日本大学野球選手権決勝戦。福井工業大学は東北福祉大学に1-8で敗れ、準優勝に終わった。福井工大の高松紳志外野手(4年=明徳義塾)は、相手エース・桜井の投球に脱帽した。
高松紳志のコメント
「球の質、回転数も想定より上回ってきた。ここまで勝ち上がってきた投手の球だった」と高松は語った。7点を追う9回には「流れを変えるには1発しかない」と意気込んだが、見逃し三振に倒れ「力負けです。強いです」と肩を落とした。
チームリーダーとしての役割
主将としてチームをまとめ、4番打者として打線の中軸を担った高松。今大会では2本の本塁打を放つなど、決勝進出に大きく貢献した。北陸勢初の頂点はならなかったが、「嫌われてもいいと思ってチームを引っ張ってきて、最後は良い結果で終われた」と晴れ晴れとした表情を見せた。
今後の展望
「北陸リーグ全体のレベルが上がることで、もっと全国的に強くなれる」と高松は語り、胸を張って福井に帰る。福井工大の今後の活躍に期待がかかる。