肩の手術を乗り越え復活!ボンドルソバがベルリン・テニス・オープンでシードダウンを達成
2023年ウインブルドン優勝者ボンドルソバが肩の手術を乗り越え、ベルリン・テニス・オープンでシードダウンを達成。1回戦でキーズを破る快挙。

ベルリン・テニス・オープンでのボンドルソバの活躍
2023年ウインブルドン優勝者のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が、WTAツアー公式戦「ベルリン・テニス・オープン」の女子シングルス1回戦で第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を7-5 7-6(6)で破り、シードダウンを達成しました。この試合は1時間46分に及ぶ激戦で、ボンドルソバの粘り強いプレーが光りました。
試合のハイライト
- 第1セット: 5-4からセットポイントを凌ぎ、サービスダウンを喫した後、続く2ゲームを連取して先取。
- 第2セット: すべてサービスキープで進み、タイブレークで2度目のマッチポイントをものにし、勝利を収めました。
ボンドルソバのキャリアと復活
25歳のボンドルソバは、断続的なケガに悩まされてきたキャリアを送ってきました。昨年8月に肩の手術を受け、1月に一度復帰したものの、再び戦線離脱を余儀なくされました。約3ヵ月ぶりの出場となったフレンチ・オープンでは3回戦に進出し、今回のベルリン・テニス・オープンでの活躍が期待されていました。
次のラウンド
シードダウンを演じた世界ランク164位のボンドルソバは、次のラウンドでドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-2 6-4で破って勝ち上がったディアナ・シュナイダー(ロシア)と対戦します。
その他の試合結果
- エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)
- アマンダ・アニシモワ(アメリカ)
- 2021年大会チャンピオンのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)
- 予選勝者のワン・シンユー(中国)
第5シードで出場予定だったジェン・チンウェン(中国)が首のケガを理由に棄権し、予選決勝で敗れたアシュリン・クルーガー(アメリカ)がラッキールーザーで本戦入りしましたが、ルバキナに3-6 6-7(3)で敗れました。