ジョコビッチ、2028年ロサンゼルス五輪連覇へ向けて現役続行を宣言
ノバク・ジョコビッチが2028年ロサンゼルス五輪での連覇を目指し、現役続行を表明。四大大会24回制覇の偉業を達成した彼の新たな挑戦に注目。

男子テニス界のレジェンド、ノバク・ジョコビッチ(38、セルビア)が、2028年ロサンゼルス五輪での連覇を目指し、現役続行を宣言しました。ジョコビッチは2024年パリ五輪でカルロス・アルカラス(スペイン)を7─6、7─6のストレートで下し、金メダルを獲得。1988年にテニスが五輪に復活して以来、最年長(当時37歳)の五輪シングルス王者となり、四大大会全タイトルと五輪金メダルを合わせた「生涯ゴールデンスラム」を成し遂げました。
ジョコビッチは五輪公式サイトのインタビューで、サッカーの元クロアチア代表監督のスラベン・ビリッチ氏に「プロとして、現時点で目標としているのは2028年のロサンゼルス五輪だけだ。もちろん、代表チームでのプレーやグランドスラムも視野に入れている。だが、グランドスラムですら五輪にはかなわない」と意気込みを示しました。
現在世界ランキング5位のジョコビッチは、ロサンゼルス五輪で優勝すれば、アンディ・マリー氏(英国)に続いて、五輪のシングルスでタイトル防衛を実現した2人目の選手となります。彼の新たな挑戦に、テニスファンは熱い視線を注いでいます。
ジョコビッチの現役続行は、テニス界に新たな歴史を刻む可能性を秘めています。彼の挑戦がどのような結果をもたらすか、今後の動向から目が離せません。