レブロン・ジェームズ、キャリア23年目へ挑戦!現役続行の意欲と今後の展望
レブロン・ジェームズがキャリア23年目への挑戦を表明。現役続行への意欲と今後の展望について詳しく解説。

レブロン・ジェームズの現役続行への意欲
ロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズがキャリア23年目への挑戦を表明しました。今季、70試合に出場し、平均24.4点、7.8リバウンド、8.2アシストという好成績を残したレブロンは、現役最年長ながらも依然としてリーグ有数の実力者であることを証明しました。
今季の活躍とチームの動向
今季のレイカーズは、就任1年目のJ.J.レディックHCの下で、シーズン途中にディアンジェロ・ラッセルとアンソニー・デイビスをトレードし、ドリアン・フィニー・スミスとルカ・ドンチッチを獲得しました。このテコ入れにより、レイカーズはウエスタン・カンファレンス3位の50勝32敗を記録し、プレーオフに進出しました。
プレーオフでの奮闘と怪我
プレーオフでは、レブロンが平均40.7分出場し、25.4点、9.0リバウンド、5.6アシスト、2.0スティール、1.8ブロックという素晴らしい成績を残しました。しかし、ミネソタ・ティンバーウルブズとのシリーズ第5戦で左ヒザ内側側副靭帯を捻挫するというアクシデントに見舞われました。通常なら3~5週間の復帰期間を要する怪我でしたが、レブロンは約1分ベンチに下がった後にコートへ戻り、プレーを続けました。
来季への展望
現地時間6月17日に『AP』へ公開された記事の中で、レブロンは「俺には自分のケガ、ヒザ、それ以外でも身体をケアする時間がたくさんある。9月のトレーニングキャンプで始動する時には100%に近い状態で臨めると思う」と語りました。来季契約はプレーヤーオプションで、レブロンがこれを行使するのか、破棄して完全FA(フリーエージェント)になって新たに契約を結び直すのかは不透明ですが、少なくとも今季限りでの引退はなさそうです。
家族の存在と原動力
レブロンを突き動かす原動力となっているのは家族の存在です。妻サバンナとの間に3人の子どもがおり、長男のブロニーは今季レイカーズで共闘し、次男のブライスは今年アリゾナ大に進学、娘のズーリはバレーボールをプレーしています。家族のサポートが、レブロンの現役続行への意欲を支えています。