ジェイレン・ウィリアムズが40点の大爆発!サンダーがNBAファイナル優勝に王手
ジェイレン・ウィリアムズがポストシーズン自己最多の40点を記録し、サンダーがNBAファイナル優勝に王手をかけた試合の詳細を紹介。

ジェイレン・ウィリアムズの大活躍
日本時間6月17日(現地16日)、NBAファイナル2025第5戦が行われ、ホームのオクラホマシティ・サンダーがインディアナ・ペイサーズを120-109で破りました。サンダーは3勝2敗とし、優勝に王手をかけました。
ウィリアムズの40点
サンダーを牽引したのはジェイレン・ウィリアムズです。彼はポストシーズンではこれまでの自己最多となる34点を上回る、40点の大爆発を遂げました。さらにシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以下SGA)も31点を記録し、この2人が合わせて70点以上を挙げたのは通算10回目となりました。
デュオの記録
ウィリアムズはフィールドゴールを24本中14本成功させ、SGAは10アシストを配球しました。『ESPN』によると、2人の得点とアシストによる得点の合計は103点に達し、過去50年のNBAファイナルにおけるデュオの記録としては最多だったとのことです。
歴史に残るデュオ
ウィリアムズとSGAは第5戦までで合計291点を記録しました。これはNBAとABAが合併した1977年以降、ファイナル最初の5試合におけるデュオの得点としては、1993年のマイケル・ジョーダン&スコッティ・ピッペン(ブルズ/317点)、2017年のレブロン・ジェームズ&カイリー・アービング(315点/キャバリアーズ)、2017年のステフィン・カリー&ケビン・デュラント(310点/ウォリアーズ)に次いで、史上4番目に多い記録です。
ヘッドコーチのコメント
サンダーのマーク・デイグノートHC(ヘッドコーチ)は、「完璧な試合ではまったくなく、成長の余地はたくさんある。それでも、第4戦から第5戦への改善は非常に重要だった」と、敵地で敗れた前戦からの奮起を称えました。
ペイサーズの奮闘
ペイサーズはパスカル・シアカムが28点、TJ・マッコネルは18点を挙げたものの、第1クォーターに足を痛めて一時離脱したタイリース・ハリバートンが4点と失速しました。それでも第4クォーターには2点差まで縮める意地を見せました。その後再び引き離され、シアカムも「流れが変わってしまった」と認めたものの、「戦う姿勢は見せられた」と自分たちの奮闘を振り返っています。
優勝の確率
NBAファイナルにおいて2勝2敗で迎えた第5戦に勝利したチームは、過去31回のうち23回、74.2%の確率でその後優勝しています。またNBAファイナルで3勝2敗とリードしているチームは、過去49回のうち40回、81.6%の確率でその後優勝しているというデータがあります。
次戦の予定
第6戦は20日(同19日)にインディアナで行われる予定です。