J2札幌、誹謗中傷に法的措置を検討 - サッカーファンのマナー向上を呼びかけ
J2札幌が所属選手や家族への誹謗中傷に対して法的措置を検討。サッカーファンにマナー向上を呼びかけ。

J2のコンサドーレ札幌は、2025年6月30日、所属選手やその家族に対する誹謗中傷行為について厳しい声明を発表しました。クラブは、選手のSNSアカウントへのダイレクトメッセージ(DM)において、極めて悪質な内容の誹謗中傷が確認されたことを明らかにしました。
クラブは声明の中で、「今回の誹謗中傷は極めて悪質であり、クラブとして看過することはできません。今後はJリーグをはじめとした関係各所と連携し、法的措置も含めた適切な対応を検討します」と警告しました。
具体的な内容や対象となった選手については明らかにされていませんが、クラブはJリーグが発表した誹謗中傷・カスタマーハラスメント対応に関するステートメントに賛同し、基本方針に則って、誰もが安心・安全にサッカーを楽しめる環境を作り上げることを目指しています。
クラブはさらに、「Jリーグやクラブを愛し、共に応援してくださるサッカーファミリーの皆様に対して、差別的な言動や誹謗中傷、リスペクトを欠いた言動はいかなる理由があろうと正当化されるものではなく、断じて許されるものではありません。今一度ご自身のSNS等での発言を見つめ直し、節度ある言動を心掛けていただきますようお願い申し上げます」と呼びかけました。
この声明は、サッカーファンのマナー向上と、選手やその家族に対するリスペクトの重要性を再認識させるものです。今後、クラブがどのような具体的な措置を講じるか注目されます。