東海大FW星景虎、Jリーグ入り目指し得点ランク3位で最終シーズン折り返し
東海大FW星景虎が得点ランキング3位で大学最終シーズンを折り返し、Jリーグ入りを目指す。10番を背負い、チームを牽引するプレーに期待。

東海大FW星景虎の活躍
東海大のFW星景虎(4年=矢板中央高)は、今シーズンの得点ランキング3位という好成績で大学最終シーズンを折り返しました。エースナンバーである10番を背負い、チームを牽引する存在として、プロ入りを目指しています。
前半戦の振り返り
前半戦の最後の試合となった5日の筑波大戦では、星は先発出場しました。チームはリーグ3試合無得点という状況で、前半に2失点を喫し、退場者も出る苦しい展開となりました。そんな中、星は先制被弾の直後、味方のクリアボールに反応して最終ラインの背後に抜け出すプレーを見せました。浮き球を頭でコントロールし、左足を振りましたが、枠は捉えられませんでした。
星の今後の目標
星は今シーズン、リーグ戦10試合に出場し、6得点を記録しています。特に4月から5月にかけては、1試合の欠場を挟んで4試合連続ゴールと爆発し、得点ランキング3位に位置しています。しかし、6得点はすべて4戦連発の期間に集中しており、星は安定してゴールを決められるよう、後半戦に向けてコンディション作りや準備を強化することを誓っています。
プロ入りへの意気込み
「自分の第一目標はプロになって活躍すること」と語る星は、J3クラブへの練習参加も経験しました。彼は「プロの中でも自分のスピード、シュート、背後への抜け出しは通用する部分だった」と自信を見せています。また、目指すカテゴリーについては「上に行くのがベストだと思うが、オファーをいただけるのであれば下積みも重要」と話し、課題とするキープ力や技術面も高めてJクラブからのオファーを勝ち取る構えです。
同期の活躍に刺激を受けて
今シーズン、矢板中央時代の同期であるMF大畑凜生(法政大/4年)が、内定先の清水エスパルスでJ1の2試合に出場しました。星は「チームメイトがトップレベルで試合をしているのは自分にとっても刺激になる。追いつくだけじゃなくて追い越していかないと」と意識を高め、仲間の活躍を自身の活躍に繋げていく考えです。
残り半シーズンの目標
星はエースナンバーを背負う上で「10番に恥じないようなプレーをもっとしていきたい」と力を込め、「自分が点を取ってチームを上に上げることと得点王。2つを残り半シーズンの目標に掲げて、プロになって支えてくれた人に恩返しができれば」と意気込んでいます。