第3ゲーム19-19の大接戦！中国ペアの終盤力に屈す

2025年7月17日、東京体育館で開催されたジャパンオープンSuper750女子ダブルス2回戦。世界ランク6位の中西貴映／岩永鈴組が、ランク9位の中国強豪・賈一凡／張殊賢組に21-18, 17-21, 19-21で敗れた。

終盤の駆け引きに課題

• 第3ゲーム19-19からの決着: 賈一凡の意表を突くロングサービスが決勝点へ
• ネットプレー成功率: 日本組62% vs 中国組78%
• スマッシュ決定率: 岩永の87%が光るも連続攻撃に繋がらず

選手分析：勝負所でのメンタル強化が鍵

岩永鈴の振り返り

「第2ゲームからはサービスリターンの精度を改善。しかし終盤のラリーで守備範囲を狭められ、攻撃の主導権を握れなかったことが痛い」

中西貴映の戦術的考察

「レシーブ時の配球パターンが単調化した瞬間を中国組に突かれた。岩永の鋭い前衛プレーを活かす連携ルートの構築が急務」

世界選手権へ向けた進化ポイント

1. 攻守転換のスピードアップ: 中国組より0.3秒遅い守備反応
2. リスク管理の最適化: 19-19局面でのミス率37%から20%以下へ
3. コンビネーション深化: クロスコート連携プレーを20%増加目標

次戦中国オープンへの布石

• 7月24日開幕のSuper1000大会でリベンジ機会
• 対中国戦勝率向上のため「ローテーション攻撃」新戦術を導入予定
• 世界ランキング5位以内入りを視野に調整継続