【ラグビーリーグワン】神戸HO松岡賢太、2027年W杯に向けて代表復帰を目指す
神戸HOの松岡賢太が2027年W杯に向けて日本代表復帰を目指す決意を語り、チームのリーダーシップにも意欲を見せる。

ラグビーリーグワン1部の神戸は、17日に神戸市立渚中学校を訪問し、ラグビーの普及活動を行いました。この活動には、HO松岡賢太、SH中嶋大希、WTB船曳涼太、FB井関信介の4選手とチームスタッフが参加しました。
体育館ではラグビー体験が実施され、その後、多目的室で交流会が開催されました。松岡は「みんな積極的に参加してくれたし、話も聞いてくれて凄くやりやすかった」と充実の表情を浮かべました。
松岡は、京都成章高、明大を経て2020年に神戸に加入し、昨年9月に日本代表で初キャップを獲得しました。しかし、神戸のシーズンではスコットランド代表HOジョージ・ターナーが加入したこともあって出場機会が限られ、目標とした全試合出場も果たせませんでした。
「まずは“日本代表に入ってみたい”と思っていたところから、入って、この代表に常に選ばれ続けたいと(目標が)変わった。でも、現状では入っていないので、ここでレベルアップして、次のシーズンでアピールして。代表にもう一回入って、27年W杯に選ばれることを目標にやっていきたい」と松岡は語りました。
来季は、松岡にとって重要なシーズンとなります。神戸は昨季、リーグワン史上最高の3位でシーズンを終え、初めてプレーオフにも出場しましたが、チームとしても個人としてもさらなる高みを目指します。
「優勝したくてやってきたシーズンだったから悔しかったし、個人的にも目標にしていた全試合出場は叶わなかった。(来季は)自分がリーダーシップを発揮して、チームを引っ張っていけるように。もう自分も28歳で若くない。しんどい状況で仲間を引っ張れる選手になりたい」と松岡は決意を新たにしました。
今オフにターナーが退団したこともあり、さらなる活躍が求められる松岡。現在も精力的に自主トレに励んでおり、覚悟を持って新シーズンに臨みます。