昨季チャンピオンシップから昇格し、今季はプレミアリーグで戦うことになるリーズ・ユナイテッドは、ニューカッスルからMFショーン・ロングスタッフを獲得した。『BBC』によれば移籍金は1200万ポンド＋ボーナス、契約期間は2029年夏までの4年間となる模様だ。

ニューカッスル・アポン・タインで生まれ、9歳からニューカッスルの下部組織で育った生粋のジョーディーであるロングスタッフ。2018年8月にトップチームデビューを飾り、公式戦通算214試合に出場している。

プレイスタイルは典型的なイングランドのボックス・トゥ・ボックスといえ、運動量やボール奪取にも優れた才能を発揮するロングスタッフ。ゲームメイクにも秀で、かつてのマンチェスター・ユナイテッドの名手マイケル・キャリックと比較する声もあった。

セントラルMFということで、日本代表MF田中碧の直接のポジション争いの相手ともなる。運動量とゲームメイクならば田中も負けていないが、主将のイーサン・アンパドゥがセンターバックからボランチに専念するようになるという見方もあり、熾烈な競争がリーズの中盤に生まれることになった。

プレミアでの経験も十分なロングスタッフ。リーズを残留に導けるか期待が高まる。