ラグビー女子日本代表（世界ランキング11位）は、2025年7月26日に東京・秩父宮ラグビー場で行われた『太陽生命ジャパンラグビーチャレンジシリーズ2025』において、スペイン（同13位）を30―19で下し、W杯イングランド大会（8月22日開幕）に向けた前哨戦を連勝で飾りました。

前半13分、WTB香川メレ優愛ハヴィリ（23＝ナナイロプリズム福岡）がスクラムからの好機を活かし、先制トライを決めました。さらに同26分、香川はFL川村雅未（26＝横河武蔵野アルテミ・スターズ）のパスを受け、左端で連続トライを成功させました。

後半6分、FL長田いろは主将（26＝アルカス熊谷）が相手のキックをチャージし、そのままトライを決めました。SO山本実（28＝横浜TKM）のコンバージョンも成功し、17―0と点差を広げました。その後、スペインにトライを1本与えたものの、同17分に山本がペナルティーゴールを決め、20―5としました。さらに同19分、山本のロングパスを受けたWTB松村美咲（20＝東京山九フェニックス）が右の大外でトライを決めました。

25―12で迎えた同30分、右ラインアウトからのモールでPR永田虹歩（24＝三重パールズ）がトライを決め、計5トライで快勝しました。

この試合は、国内の女子日本代表戦では史上最多となる5244人のファンが来場し、試合後にはW杯への壮行式が行われました。女子日本代表は、W杯でのさらなる活躍に期待が寄せられています。