【日本海リーグ】富山GRNが最速151kmリレー炸裂! 4右腕リリーフ陣が織りなす超高速ショーで連敗ストップ
富山GRNサンダーバーズが4人の速球派右腕リリーフ陣で150km超スピードボールリレーを決行。最速151kmを記録する圧巻の継投で滋賀を完封し、4連敗からの脱却を果たした熱戦レポート。

超高速リレーが生んだ劇的勝利
富山GRNサンダーバーズは6日、高岡西部球場で行われた日本海リーグ後期戦で、4人の速球派右腕リリーフ陣が150km超の火球を連発。5-1で滋賀ハイジャンプスを下し、4連敗に終止符を打った。
〝火の玉リレー〟全記録
- 6回:シャピロ・マシュー一郎(22)が初球から150km連発、バット折りで三者凡退
- 7回:日渡柊太(24)が復帰後初登板で2K無安打
- 8回:瀧川優祐(24)が内野乱れ動じぬ150km投球
- 9回:道崎亮太(23)が自己最速151kmで締め
「夏場は球速が命。まさに理想的な継投劇でした」(上原茂行監督)
数字で見る圧倒的投手陣
投手 | 球速 | 結果 |
---|---|---|
マシュー | 150km | 3者凡退 |
日渡 | 154km | 2三振 |
瀧川 | 150km | 無失点 |
道崎 | 151km | 最速更新 |
先発・石灰一晴(20)が5回1失点の好投を見せた後、リリーフ陣が延べ13打者を無安打に抑える完璧な布陣。特に9回の道崎がマウンドで放った「まさか自分が最速を出すとは」とのコメントが、チームの熱量を象徴していた。
戦略の核心
- 午前戦→ナイター調整:日渡が「照明下での投球リズムを習得」と明かす環境適応
- 心理戦:バッテリーコーチによる「速球特化配球術」の徹底
- ベンチワーク:上原監督の「熱い戦い」指示が生んだ守備の切り替え
この勝利で富山は後期戦勝率5割に復帰。150kmカルテットの活躍が、前後期連続優勝への起爆剤となるか注目が集まる。