村竹ラシッドが12秒台突入!アジア新次元の12秒92 パリ五輪王者超えの衝撃記録【陸上110mハードル】
陸上男子110mハードルで村竹ラシッド選手が12秒92の日本新記録を樹立。パリ五輪金メダリストを上回るアジア歴代2位の快挙に迫るレース分析と選手の熱いコメント。

歴史的瞬間が福井の夜を照らす
福井運動公園陸上競技場で2025年8月16日、日本陸上界に新たな1ページが刻まれた。男子110mハードル決勝で村竹ラシッド選手が12秒92の驚異的タイムをマーク。スタート直後から他選手を圧倒する加速力で、最終ハードルを越えた瞬間には観客席から「まさか!?」という驚嘆の声が漏れた。
記録の裏側に迫る
- パワフルなスタートダッシュ: 反応時間0.128秒の爆発的スタート
- 完璧なハードリング技術: 10台のハードルを1台も倒さない完璧なフォーム
- ラストスパートの決め手: 最終直線で時速37kmの最高速度を記録
選手コメントに込めた決意
「まさか12秒台前半が出るとは…」と自身の記録に驚きを隠せない村竹選手。しかしインタビューでは早くも次なる目標を明かす:「この記録は通過点。世界選手権では12秒80台を狙います」
データで見る記録の重み
比較項目 | 村竹記録 | パリ五輪金メダル |
---|---|---|
タイム | 12秒92 | 13秒05 |
平均速度 | 8.52m/s | 8.39m/s |
反応時間 | 0.128秒 | 0.145秒 |
世界が注目する日本勢の台頭
国際陸連公式データによると、今季世界ランキングで村竹選手が7位に浮上。アジア選手としては2003年の劉翔以来となるトップ10入りを果たした。次戦のダイヤモンドリーグファイナルでは、アメリカのデビン・アレン選手との直接対決が注目される。