大谷翔平が挑むMLB世紀の金字塔 154得点ペースで歴史を塗り替える衝撃
ドジャースの大谷翔平が154得点ペースで94年ぶりのMLB記録に挑戦。歴史的データとチームサポートを背景に、1936年ルー・ゲーリッグ以来の偉業達成へ向けた軌跡を徹底分析。

世紀の記録へ疾走する二刀流の軌跡
2025年8月19日 Full-Count イワモトアキト撮影
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が18日(現地時間17日)、本拠地でのパドレス戦でシーズン118得点をマーク。現在のペースでは154得点に到達する計算となり、1936年ルー・ゲーリッグ以来94年ぶりのMLB偉業達成が現実味を帯びてきた。
得点製造マシンの驚異的ペース
- 両リーグ首位:2位アーロン・ジャッジ(ヤンキース)に22得点差
- 1番打者定着効果:昨季134得点(リーグ1位)から更に加速
- 8月の爆発:15試合18得点(無得点試合3試合のみ)
ドジャース球団史を揺るがす新時代
球団歴代記録
1890年ハブ・コリンズが樹立した148得点を87年ぶりに更新目前。現行ペース維持で9月中旬に突破予測。
ナ・リーグ記録
1930年チャック・クラインの158得点まで残り40得点。打線の好調持続がカギに。
歴史的偉業達成への条件
- 後続打線の継続的サポート
ムーキー・ベッツ(直近11試合打率.341)の復調が追い風 - 自己管理の徹底
3年連続本塁打王(現在43本)との二重課題 - 故障回避戦略
9月の過密日程を乗り切る体力配分
MLB史上の偉業比較
選手名 | 得点数 | 年度 | 備考 |
---|---|---|---|
ビル・ハミルトン | 198 | 1894 | 19世紀記録 |
ルー・ゲーリッグ | 167 | 1936 | 近代野球最高 |
チャック・クライン | 158 | 1930 | ナ・リーグ記録 |
勝利へのシナジー効果
ドジャース打線の連係プレーが生む相乗効果:
- 大谷出塁率:.412(リーグ3位)
- 2番フリーマン得点圏打率:.328
- 3番スミス長打率:.517
残り40試合で必要36得点。1試合0.9得点ペース維持が歴史へのチケットとなる。球史に刻まれる瞬間が、まさに目前に迫っている。