大谷翔平、復活への道を歩む—自主トレで全力アピール
大谷翔平選手がアリゾナ州でトレーニングを行い、選手としての復活をアピールしています。

大谷翔平選手の復活に向けた自主トレ
2025年2月6日(日本時間7日)、ドジャース・大谷翔平選手(30)はアリゾナ州グレンデールの球団施設で自主トレを行いました。この日、大谷選手は重さの異なるプライオボールを使った壁当てからスタートし、その後グラウンドに移動してキャッチボールを行いました。
多様なトレーニングメニュー
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キャッチボールの技術
大谷選手はキャッチボールの途中でスプリットを中心に7球を投げ、その感触を確認しました。彼のフォームは、今まで以上に肘を伸ばさずコンパクトに投げる「ショートアーム」に変化しています。また、左足を少し引いてから投げるノーワインドアップスタイルも見受けられます。この新しいフォームは、23年9月に受けた2度目の右肘手術からの復活を目指しています。 -
心拍数測定やトレーニング
トレーニング中は「デジタルブラ」を着用し、心拍数を測定しながら下半身を中心とした負荷のかかる器具を用いたトレーニングにも励みました。 -
全力疾走の様子
最後にはグラウンドに戻り、全力疾走でベースランニングを見せる姿もありました。彼はこの日、昨年11月に受けた左肩手術の影響もほとんど感じさせない順調な調整ぶりを見せました。
プライベートと公私の両立
この日は、約1700万ドル(約26億円)をだまし取ったとして有罪を認めている元専属通訳の水原一平被告(40)に対する量刑が米カリフォルニア州の連邦地裁で言い渡される日でもありました。しかし、大谷選手はトレーニング中も笑顔を見せるなど、穏やかな気持ちで臨んでいるようでした。多忙な状況にも関わらず、彼は選手としての成長と復活に向けて全力を尽くしています。
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