ロッテの新星・西川、紅白戦での1番デビューと特大アーチ
ロッテのドラフト1位・西川が沖縄キャンプでのフリー打撃で驚異のパフォーマンスを見せ、紅白戦に向けた期待が高まる。

西川、自由自在な打撃で注目を集める
ロッテのドラフト1位選手、西川史礁外野手(21=青学大)は、沖縄・石垣でのキャンプ中に圧倒的な打撃力を誇示している。4日のフリー打撃では、44スイングでなんと10本のホームランを放ち、特に135メートルの大飛球はファンを魅了した。
「毎日成長を感じています。前の日より1本多く打てたのは自信になりました。」と語る西川。彼は3日間で合計179スイングし、32本のアーチを描いてきた。その力強い打撃は、栗原打撃コーチにも「新人とは思えない特別な動き」と賞賛された。
実戦デビューへ向けた準備
11日に控えた紅白戦では、彼が「1番」でのスタートを切る予定だ。通常はクリーンアップを狙うタイプだが、栗原コーチは「打席数を増やすために1番で起用します。」としっかりとした戦略を示した。これにより、西川はその存在感を一層際立たせることだろう。
同じ大学出身の楽天・宗山も同日の練習試合に出場し、二人の“大学侍”の対決が期待される。
期待される未来
侍ジャパンの井端監督が視察に訪れ、「昨年から彼の成長を見てきた。WBCの舞台でも彼の力を必要とするだろう」と期待感を示した。西川自身も「WBCで活躍したいという思いがある」と意気込みを語る。
これからのシーズン、西川が開幕1軍入りを果たし、どれほどの活躍を見せるか、ファンの注目が集まる。
西川 史礁(にしかわ・みしょう)について
- 生年月日: 2003年3月25日
- 出身地: 和歌山県川辺町
- 身長/体重: 182cm / 88kg
- ポジション: 外野手
- 趣味: 釣りと睡眠
西川は青学大では東都リーグの春夏連覇を達成し、MVPも受賞した実力者。これからの活躍にますます注目が集まる。
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