【カーリング】吉村紗也香、母としての強さでチームを牽引 ミラノ・コルティナ五輪へ向けての挑戦
吉村紗也香が産休から復帰し、母としての強さを発揮しながらカーリングチームを牽引。ミラノ・コルティナ五輪への道を切り開く。

吉村紗也香の復帰と母としての強さ
吉村紗也香(33)は、2023年12月に第1子を出産し、約1年の産休を経て今シーズンからカーリングチーム「フォルティウス」に復帰しました。彼女は「今まで生きてきて第1位に入るビッグイベント」を乗り越えたことで、メンタル面に大きな変化が生じたと語っています。以前は気持ちの弱さがプレーに影響することもありましたが、現在は「昔の自分よりどっしり構えられている」と自己分析しています。
チームメートの評価
吉村の変化はチームメートにも感じられています。サードを務める小野寺佳歩は、「スタイルは変わらないけど、時間の使い方や肝が据わっているところは出産前とは違う」とコメント。フィフスの小林未奈も「母のパワーというか、肝が据わった感じ。自信に満ちあふれているように見える」と述べています。
日本選手権での活躍
2026年ミラノ・コルティナ五輪の日本代表候補選考会を兼ねた日本選手権の6日目(2月7日、横浜BUNTAI)では、北海道銀行に6-5で勝利し、1位通過で9日の決勝進出を決めました。試合後、吉村は「最後まで集中することができた。チームとしても本当に自信を持って堂々とプレーしている」と手応えを語りました。
ミラノ・コルティナ五輪への意気込み
前回の北京五輪では日本代表決定戦でロコ・ソラーレに敗れた吉村ですが、今回はミラノ・コルティナ五輪への道をつなぐために今大会での優勝が絶対条件です。彼女は「ミーティングなど準備できることはある。できる準備を全てやって決勝戦に臨みたい」と気合十分。リベンジに向けて、まずは日本の頂点をつかみ取ることを目指しています。
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