【NBA 東地区】オールスター終了後の熾烈な PO 争いへ 快進撃のキャブスが独走、ピストンズが 6 季ぶりのプレーオフ進出を狙う
NBA 東地区では、オールスター後に熾烈な PO 争いが始まっています。快進撃のキャブスが独走し、ピストンズが 6 季ぶりのプレーオフ進出を狙っています。

【NBA 東地区】オールスター終了後の熾烈な PO 争いへ 快進撃のキャブスが独走、ピストンズが 6 季ぶりのプレーオフ進出を狙う
NBA では、オールスターが終了し、間もなくレギュラーシーズン終盤へと突入します。ここまでの東地区の順位を整理すると、首位は今季快進撃を続けているクリーブランド・キャバリアーズが独走しています。昨年度王者のセルティックスと 3 位・ニックスが追う構図となっています。
ケニー・アトキンソン氏を新 HC に迎え入れたキャバリアーズは、チームにオフェンスマインドをもたらすとともに、100 回の攻撃でどれだけ得点できるかを指標する「オフェンシブレーティング」を昨季 16 位から今季 1 位へとジャンプアップしました。昨季あげた 48 勝まで既にあと 4 勝と迫っています。
3 位以降では、昨季プレーオフ進出チームが順当に名を連ねていますが、快進撃を見せているチームがもう 1 チームあります。昨季まで 2 年連続で最下位に沈んでいたデトロイト・ピストンズです。
今季、選手・スタッフともに大幅な改革を行ったピストンズは、J.B.ビッカースタッフ新 HC のもと、若手と新規加入のベテラン選手の融合に成功しています。21 年ドラフト 1 位指名のケイド・カニングハム選手がキャリアハイのスタッツをマークし、オールスターに初選出されるエースに成長するとともに、今季古巣に復帰した 32 歳のトバイアス・ハリス選手がセカンドスコアラーとして躍動しています。ここまでプレーオフ自動進出圏内 6 位と飛躍を遂げています。
一方、シーズン開始時から苦戦を強いられているのが 11 位のフィラデルフィア・76ers です。今季ロサンゼルス・クリッパーズからポール・ジョージ選手を獲得するも、絶対的エースのジョエル・エンビード選手が膝の故障と出場停止により、度々チームから離脱しています。8 年連続プレーオフ進出へ正念場を迎えています。