侍ジャパン井端監督、ドジャース視察で大谷ら動向を確認
侍ジャパンの井端弘和監督がドジャースのキャンプを視察し、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希らの動向を確認。来年 3 月の WBC 出場に向けて調整を進めている。

侍ジャパンの井端弘和監督(49 歳)は 18 日(日本時間 19 日)、米アリゾナ州グレンデールで行われているドジャースキャンプを視察に訪れた。米国視察初日だった前日 17 日(同 18 日)は、エンゼルス、パドレスのキャンプを訪問し、菊池雄星投手(33 歳)、ダルビッシュ有投手(38 歳)、松井裕樹投手(29 歳)と対面していた。
来年 3 月に行われる WBC で、2 連覇を狙う侍ジャパン の命運を握るとも言えるドジャース 3 人衆の動向。大谷翔平投手(30 歳)、山本由伸投手(26 歳)、佐々木朗希投手(23 歳)は、前回の 23 年 WBC ではチームの中心になって優勝に大きく貢献した。大谷は 1 次ラウンド初戦・中国戦、準々決勝・イタリア戦に先発し、決勝の米国戦では抑えで登板。打者としても全試合にスタメン出場して、チームを引っ張った。1 次ラウンドで先発した佐々木、山本はともに準決勝のメキシコ戦で登板。当時佐々木はロッテ、山本はオリックスに所属していた「国内組」だったが、今では海を渡って新たな環境に身を置いている。
大谷は 23 年 WBC 優勝後に、26 年の第 6 回大会出場について「出たいですね。僕自身がまずは一定のレベルにい続けるのが条件ですし、もちろんそうなるように最善の努力をしたい」と意気込みを口にし、昨年 12 月にも「もちろん選んでいただけるようにまずはそこの位置でしっかり、呼んでいただけるくらいのプレーヤーでいたいなと。もちろん出場するというのは昔からの目標ではあるので、もちろんコンディショニングによるとは思うんですけど、出場するというのは何回だろうと出場したいなとは思っていますね」と意欲を示していた。
井端監督も大谷の招集について「メジャーで MVP を取るような選手。そこを目指している選手が日本にもたくさんいます。その象徴であるのは間違いない。前回同様、来ていただけるならチームをどんどん引っ張っていってくれれば」と期待していた。