侍ジャパン選抜の新星・宗山塁、オールスターへの挑戦と成長の軌跡
楽天イーグルスの宗山塁が侍ジャパン選抜としての経験を活かし、オールスターへの出場を目指す。その成長と挑戦を追う。

宗山塁のプロ野球デビューと活躍
楽天イーグルスの若き遊撃手、宗山塁は、2025年シーズンに入り、新人ながらも攻守にわたって存在感を発揮している。6月23日時点でのオールスター戦のファン投票中間発表では、遊撃手部門で約41万票を集め、2位にランクイン。1位のオリックス・紅林弘太郎とはわずか3万票差と、トップ争いを演じている。
侍ジャパンでの経験
宗山塁は、大学時代に侍ジャパンに選出され、先輩選手との交流を通じて多くのことを学んだ。その経験が、現在のプレーに大きく影響を与えている。彼は、「いろいろな選手と話すことで、自分の引き出しも広がると思う」と語り、他球団の先輩選手からも貪欲に学ぶ姿勢を見せている。
2025年シーズンの活躍
2025年シーズン、宗山塁は66試合に出場し、打率.246、2本塁打、20打点を記録。守備では10失策を記録しているものの、数々のファインプレーでチームを救ってきた。特に、6月14日の阪神戦では、三遊間への打球をスライディングキャッチし、素早く二塁へ送球して得点を防ぐなど、球際の強さと正確なグラブトスが光った。
監督の期待
三木肇監督は、宗山塁の素質を高く評価し、「さまざまな経験を積むことで、さらに力をつけてくると思う」と期待を寄せている。オールスター初出場が実現すれば、黄金ルーキーにとって貴重な経験となることは間違いない。
今後の展望
宗山塁は、侍ジャパンでの経験を活かし、オールスターへの出場を目指す。その成長と挑戦は、今後のプロ野球界における彼の地位を確固たるものにするだろう。