神奈川県立校71年ぶり甲子園の横浜清陵 強みは部員25人の「自治」
神奈川県立の横浜清陵が71年ぶりに甲子園に出場する。選手が主体となって練習メニューなどを考える「自治」によるチーム運営が評価された。

横浜清陵、71年ぶりの甲子園出場
神奈川県立の横浜清陵が、71年ぶりに甲子園に出場する。同県の公立校が甲子園の土を踏むのは、1997年春の横浜商以来である。
21世紀枠での出場
横浜清陵は、21世紀枠での出場が決まった。21世紀枠は、全国の公立高校から選ばれる枠で、横浜清陵は、神奈川県の公立校としては、1997年春の横浜商以来となる。
強豪私立校がひしめく中
神奈川県は、全国有数の激戦区で、私立勢の争いが色濃い。市立の横浜商は、甲子園に春夏合わせて16度出場し、1983年にはエース三浦将明投手の力投で春夏とも準優勝するなど高い実績を持つが、聖地から30年近く遠ざかっている。
地力と「自治」によるチーム運営
横浜清陵は、昨秋の県大会でベスト8入りした地力と、選手が主体となって練習メニューなどを考える「自治」によるチーム運営が評価された。
全国有数の激戦区での挑戦
全国有数の激戦区でもまれ、春夏を通じ初の甲子園切符をつかんだ球児たちの挑戦に迫った。
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