ヤンキース、ゲリット・コールがトミー・ジョン手術か 故障者続出で先発陣に暗雲
ヤンキースのゲリット・コール投手がトミー・ジョン手術を勧められており、今季は全休になる可能性が高い。また、昨季新人王のヒルも故障者リスト入りする見通しで、ヤンキースの先発陣に暗雲が立ち込めている。

ヤンキースのゲリット・コール投手が右肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を勧められていることが明らかになりました。
コールは右肘の違和感を訴えており、現在はセカンドオピニオンを待つ予定という。トミー・ジョン手術となれば、今季は全休になる見通しです。
コールは 13 年にパイレーツでメジャーデビュー。アストロズを経て 19 年オフに当時 FA 投手としては史上最高額となる 9 年 9 年総額 3 億 2400 万ドル(当時約 469 億 8000 万円)の大型契約を結び、ヤンキースに移籍しました。
23 年に 15 勝を挙げ、自身初のサイ・ヤング賞を受賞。エースとして期待された昨季は今年同様、右肘を痛め開幕は故障者リストで迎えた。6 月まで復帰はずれ込み 17 試合で 8 勝 5 敗、防御率 3・41 だったが、ポストシーズンは 5 試合に登板し 1 勝 0 敗、防御率 2・17 と先発陣を引っ張りました。
契約は 2028 年までだが、5 年を終えたこのオフに残りの 4 年総額 1 億 4400 万ドルの契約を破棄(オプトアウト)できる権利を持っていたものの球団側と現行契約(4 年 1 億 4400 万ドル)で残留に合意しました。
また、昨季新人王のヒルも右広背筋負傷で開幕を故障者リストで迎える予定で、先発候補が 2 人脱落する可能性が出てきました。ヤンキースはこのオフ、ブレーブスから FA の先発左腕マックス・フリードを 8 年総額 2 億 1800 万ドル(約 331 億円)で獲得しています。コールと最強先発コンビ結成に期待が高まっていたが、先行き不透明な状況となりました。
次に読むべきもの
ヤンキースのエース右腕、ゲリット・コールがトミー・ジョン手術を進言されたと報じられ、球団は最終判断を保留中。手術となれば復帰は来年以降となり、チームにとって大打撃となる可能性がある。
MLB のヤンキースで正三塁手争いが激化している。故障で調整が遅れているラメイヒューに代わり、若手のカブレラとペラザがレギュラー争いを繰り広げている。