ロマンチックウォリアー、ドバイターフ で今季最後のレースへ クイーンエリザベス 2 世 C・安田記念参戦否定
香港の最強馬ロマンチックウォリアーは、次走のドバイターフが今シーズン最後のレースになる可能性が高く、クイーンエリザベス 2 世 C と安田記念への参戦を否定した。

ロマンチックウォリアー、ドバイターフ で今季最後のレースへ クイーンエリザベス 2 世 C・安田記念参戦否定
香港の最強馬ロマンチックウォリアー(セン 7、C・シャム)は次走に予定しているドバイターフ(G1、芝 1800 メートル、4 月 5 日=メイダン)が今シーズンの最終戦になる可能性が高くなった。9 日、香港の地元紙「サウスチャイナモーニングポスト」が「シャム調教師がシャティン競馬場で語った」と報じている。
同紙によると、香港とサウジアラビアの間の検疫ルールが変更になったため、ロマンチックウォリアーはドバイターフ 出走後、4 連覇がかかる地元のクイーンエリザベス 2 世 C(G1、芝 2000 メートル、4 月 27 日=シャティン)に出走が可能となった。また、6 月に行われる日本の安田記念連覇も陣営は検討してきたものの、シャム師は「100%の決定ではないが、4 月 5 日に走った後はドバイ で検疫を行い、香港に戻って、(9 月に開幕する香港の)来シーズンまで休養させるつもりです」と語っている。
シャム師は「ドバイターフ が今シーズン最後のレースになるでしょう。オーナーと話したが、休養を与えて、来シーズンまで待った方がいいと考えています。ドバイ から日本に直行するのはロマンチックウォリアー にはハード過ぎる。何カ月もドバイ、そして、サウジアラビア へと遠征した後で、『ハード過ぎる』という意見で(オーナーの)ピーター(ラウ氏)と私は一致しています」と説明した。
4 連覇がかかるクイーンエリザベス 2 世 C、連覇がかかる安田記念への参戦を否定し、次走のドバイターフ に全力投球の構えだ。
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