激闘 2 時間半!ルーネがシード対決制し、16 強入り<男子テニス BNP パリバ・オープン>
男子テニスの BNP パリバ・オープンで、ルーネがシード対決を制し、2 年連続 2 度目のベスト 16 進出を果たした。

ルーネがシード対決を制す!2 年連続 2 度目のベスト 16 進出
男子テニスの BNP パリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で、第 12 シードの H・ルーネ(デンマーク)が第 18 シードの U・アンベール(フランス)を 5-7, 6-4, 7-5 の逆転で破り、2 年連続 2 度目のベスト 16 進出を果たした。
ルーネは、今大会初戦の 2 回戦で世界ランク 79 位の C・ムーテ(フランス)をストレートで破り、3 回戦に駒を進めた。一方のアンベールは、2 回戦で同 76 位の錦織圭をストレートで下しての勝ち上がりだった。
3 回戦、ルーネが粘りのプレーで逆転勝利
3 回戦では、ルーネが 5 本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないものの、ブレークを許すことなく粘りのプレーを見せ、終盤へと持ち込んだ。しかし、第 12 ゲームで 3 度目のセットポイントとなるブレークポイントを決められ、先行されてしまう。
それでも、ルーネは第 2 セットで第 1・第 3 ゲームで続けてブレークに成功。その後 1 度ブレークを返されたが、1 ブレークアップを守り切り、セットカウント 1-1 に追いついた。
ファイナルセットでは、第 2 ゲームで先にブレークされたルーネだったが、第 3 ゲームでブレークバック。終盤第 11 ゲームで 2 度目のブレークを奪いリードすると、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第 12 ゲームはラブゲームでキープし、2 時間 35 分の熱戦を制した。
ルーネは、4 回戦で第 8 シードの S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは、3 回戦で第 28 シードの M・ベレッティーニ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がりだった。
同日には、第 5 シードの D・メドベージェフや第 10 シードの T・ポール(アメリカ)、世界ランク 43 位の T・フリークスポール(オランダ)らが 16 強へと駒を進めた。