「高校時代より低反発」佐々木麟太郎が米国使用の金属バットを技術で克服
花巻東高からスタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手が、米国大学野球の規定により低反発の金属バットを使用する中で、不安を感じながらも技術で対応し、本領発揮を期待されています。

佐々木麟太郎、米国使用の金属バットを技術で克服
花巻東高からスタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手(19)が 15 日(日本時間 16 日)、デューク大戦に「3 番・一塁」で出場。5 回に開幕 17 試合目で待望の初アーチとなるソロを放つと、8 回にはコールド勝ちを決める「サヨナラ 3 ラン」とマルチ本塁打を記録した。この日は 5 打数 3 安打 4 打点。先輩のドジャース・大谷が打てば、後輩も打つ、昨年も見られた“絆弾”となった。
金属バットでの不安と対応
昨年 9 月、岩手県の花巻球場で練習を公開した麟太郎は、フリー打撃でサク越えを連発した。両翼 92 メートル、中堅 120 メートルの同球場で計 46 スイングし 20 本。木製バットでは 29 スイングで 14 本。一方、金属では 17 スイングし 6 本。サク越え率は木製の 4 割 8 分 3 厘に対し、金属は 3 割 5 分 3 厘。場外弾は木製の 7 本に対し、金属は 1 本だけだった。
使った金属バットは米国でも使用予定のもの。花巻東関係者によると「米国大学野球の規定により、高校時代より低反発」とのことで、明らかに飛距離が落ちたように見えた。新しい相棒に対応できるだろうか…。そんな疑念を抱いた。
ただ、本人は不安を口にすることはなかった。昨夏、MLB ドラフトリーグに参加したが「(日米でも)野球というものには変わらない。(米国でも)そこまで苦になるものはなかった」と前を見据えていた。筋力を上げ、技術を磨けば、いずれ対応できるという自信があったのだろう。1 号まで時間はかかったが、本領発揮はこれからだ。
次に読むべきもの
佐々木麟太郎は 2 打数無安打 1 四球で連続試合安打が「7」でストップ。スタンフォード大は 1ー11 で 7 回コールド負け。通算成績は 11 勝 3 敗となった。
佐々木麟太郎が満塁走者一掃の適時二塁打を放ち、初アーチはお預けながらも 11 戦 14 打点で勝利に貢献しました。
スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手がダブルヘッダー第2試合で3打点の活躍を見せ、チームの勝利に貢献しました。第1試合では今季初黒星を喫しましたが、第2試合では勝利を収めました。
佐々木麟太郎が所属するスタンフォード大が敗れ、開幕 10 連勝を逃した。佐々木は 5 打数 1 安打で、チームは 4-5 で敗れた。
花巻東高からスタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手が、本拠開幕戦で公式戦初の無安打に終わったが、チームは開幕5連勝を達成。
スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手がデビュー 4 戦連続安打を記録しましたが、初めて打点は 0 となりました。それでもチームは 5 点差を逆転して 4 連勝を飾りました。