ドジャース、大谷翔平のサヨナラ弾で開幕 8 連勝!逆転劇にファン歓喜
ロサンゼルス・ドジャースが史上初の開幕 8 連勝を達成。大谷翔平選手が 3 号サヨナラ本塁打を放ち、チームを勝利に導いた。

ドジャース、大谷翔平のサヨナラ弾で“史上初”開幕 8 連勝! 5 点差から粘り強く逆転 マンシーが汚名返上の同点打
ロサンゼルス・ドジャースが前年にワールドシリーズを制覇したチームとして史上初となる開幕 8 連勝を達成。大谷翔平選手(30)が「1 番・指名打者」でフル出場し、3 号サヨナラ本塁打を放った。
開幕 7 連勝中のドジャースは初回、先発ブレーク・スネルが 2 四球で二死一、二塁とピンチを招くと、5 番デラクルーズの三ゴロで三塁手マックス・マンシーが悪送球を喫し、先制点を献上。6 番アレンには左越えの適時二塁打を許し、2 点目を失った。続く 2 回表にも、三塁手マンシーの悪送球からノーアウトの走者を背負い、2 本の適時二塁打を浴びて 3 失点。5 点を追う立ち上がりとなった。
それでも打線は 2 回裏、6 番トミー・エドマンが 4 号 2 ランを放って反撃開始。4 回裏には 4 番マイケル・コンフォートが移籍後初本塁打となる 1 号ソロを放ち、点差を 2 点に縮めた。その後は得点圏を活かせず無得点が続いたが、ブルペン陣の好投により 2 点ビハインドを保って試合終盤に突入した。
ドジャース 8 回裏、前倒し投入のブレーブス守護神イグレシアスに対して二死二、三塁、一打出れば同点という絶好機を作ると、この試合 2 失策、今季打率 0 割台と苦しむ 7 番マンシーが右中間への 2 点適時二塁打を放って試合を振り出しに。これまで使用していた新型バット“トルピードバット”から従来のバットに持ち替え、汚名返上の一打を放った。
そして 5 対 5 の同点で迎えた 9 回裏、一死走者なしで大谷が第 5 打席に立つと、回跨ぎのイグレシアスが投じた初球チェンジアップを振り抜き、左中間スタンドへ 3 号サヨナラ本塁打。自身のボブルヘッド配布試合を劇的な一打で締めくくった。
この試合の大谷は 5 打数 3 安打、1 本塁打、1 打点、1 得点という内容で開幕から 8 試合連続出塁&得点を継続。今季初の 1 試合 3 安打をマークし、今季成績を打率.333、3 本塁打、OPS1.126 としている。
なお、勝利したドジャースはタイガース、ブレーブス との本拠地開幕 6 連戦をスイープ。中 1 日を開けて日本時間 5 日から敵地フィラデルフィアに移り、昨季東地区王者のフィリーズと 3 連戦。カード初戦では山本由伸、翌 6 日の 2 戦目は佐々木朗希の先発登板が予定されている。