横浜FM諏訪間幸成、A代表を目指す決意と成長の軌跡
横浜F・マリノスのDF諏訪間幸成が、A代表を目指す決意と成長の軌跡を語る。2年前の戦友・高井幸大からの刺激を受け、さらなる活躍を誓う。

諏訪間幸成の悔しさと決意
2025年4月9日、J1第5節延期分の試合で、横浜F・マリノスは川崎フロンターレと3-3のドローに終わった。後半アディショナルタイムに一時逆転するも、終了間際に失点し、DF諏訪間幸成は悔し涙を流した。試合後、諏訪間は「あそこで自分が守っていれば勝つことができた。本当に責任を感じた」と語った。
高井幸大との絆と刺激
諏訪間と高井幸大は、2年前のU20アジアカップでともに戦った仲だ。高井は川崎Fで急成長し、U-20ワールドカップでは全3試合で右SBとして出場。大きな経験値を得た高井は、A代表としてW杯最終予選を戦う力強さを見せつけた。諏訪間は「ああいう風にチームを助けられる選手だと思う。そこはまだ自分には足りないところ」と高井の背中を追う決意を語った。
成長のための決断
諏訪間は、大学卒業を1年前倒しでプロの舞台に上がった。今節で3試合目となり、J1初先発となった5日の前節・東京ヴェルディ戦から2試合連続でスタメンとなった。勢いに乗る川崎フロンターレを相手に、攻守に奮闘したが、今季最多3失点となり、悔しさを見せた。「守備者として3失点してしまったことは今年のチームではなあり得ないこと。そこも本当に改善しないと」と力を込めた。
A代表への道
諏訪間は「届かない場所ではないと思うし、マリノスで活躍すれば見えてくるところもある」とA代表への道のりを見据える。成長を急ぐためにも、大学卒業を1年前倒しでプロの舞台に上がった。「そういうところも貪欲に狙っている。まずはこのチームで勝たせられる選手になることが一番」とさらなる活躍を誓った。