明大の 1、2 番コンビが春の健闘を誓う!
春のオープン戦で好成績を残した明大の榊原七斗と田上夏衣が、100 周年のリーグ戦で活躍することを誓います。

元プロ、セガサミー西田監督が合格点を与えた明大の 1、2 番コンビ
東京六大学野球は 100 周年を迎え、あす 12 日に開幕する。3 連覇を狙う早大に他 5 校がどう挑むかが焦点。昨秋、早大と優勝決定戦を戦った明大は 2 週目からの登場となるが、今季は打線がどれだけ投手陣を援護できるかにかかっている。
昨秋 4 本塁打を放った木本圭一主将(4 年=桐蔭学園)U18 高校日本代表の 4 番を経験した内海優太(3 年=広陵)学生日本代表の 4 番を務めた小島大河(4 年=東海大相模)とクリ―ンアップは強力だが、それ以上にその前の 1、2 番がどれだけ出塁できるかで得点力が大きく変わってくる。
1 番の榊原七斗(3 年=報徳学園)は春のオープン戦 21 試合で打率・370、3 本塁打、11 打点と結果を残した。2 番が予想される田上夏衣(2 年=広陵)も 19 試合で打率・313、10 打点、4 盗塁と役目を果たしている。3 月 31 日に行われた社会人対抗では榊原が先制の三塁打、田上が外の変化球を左前適時打と続いた。対戦したセガサミーの西田真二監督は「去年の 1、2 番(直井&飯森)よりいいじゃないか。1 番の選手はパワーもあるし」と元プロの目も合格点を与えた。
「ぼくの役目はランナーに出ること。出塁率を高めてチームに貢献したです」榊原はそう言って力を込める。リーグ戦初出場となる田上も「出させてもらったら失敗を恐れず思い切ってやりたい」と初々しい。
昨季は早大・伊藤樹(4 年=仙台育英)の投球に沈黙したが、フレッシュな 2 人が活躍すれば 100 周年のリーグ戦が盛り上がってくる。
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