2026年F1スペインGP新サーキット「マドリンク」建設開始!マドリードでの新時代が幕開け
2026年F1スペインGPの新サーキット「マドリンク」の建設が5月に開始。マドリードでの新時代が始まります。

2026年からF1スペインGPの舞台となる「マドリンク」の建設が、いよいよ5月にスタートします。この新サーキットは、マドリードのバラハス空港近くに位置し、IFEMAエキシビジョンセンター周辺に5.47kmのハイブリッドコースを建設する予定です。
マドリンクの特徴
- ハイブリッドコース: 公道と常設区間を組み合わせたユニークな設計。
- 全長5.47km: 高架下を走行するセクションや、バンクのついた高速コーナーを備えています。
建設スケジュール
1月にマドリード市長のホセ・ルイス・マルティネス・アルメイダは、サーキットの工事を4月に開始すると発表しましたが、入札プロセスの遅れにより、5月上旬に建設開始の最新期限が設定されました。14ヵ月という現実的なスケジュールを確保するため、工事の開始をこれ以上遅らせることはできないとされています。
今後の展望
motorsport.comの取材によると、来週には建築許可が下り、その後すぐに工事が始まる予定です。アルメイダ市長は、「2026年シーズンにレースを開催できるようにサーキットの建設をするため、我々はライセンスを付与し、原則的には5月に建設が開始できるはずだ」と述べました。
マドリードへの回帰
「40年以上の時を経て、ついにF1がマドリードの街に戻ってくることになる」とアルメイダ市長は強調しました。この新設されるマドリンクが、バルセロナのカタルニア・サーキットからスペインGPの開催を引き継ぐことになります。バルセロナも2026年まで開催契約を持っていますが、新たな契約を結ばない限り、2026年のレースが最後になるでしょう。
また、現在のカレンダーの中で、エミリア・ロマーニャGPを開催するイモラがカレンダーの枠を失うことがほぼ確実だと考えられています。