クリストフ・ルメール騎手の感動の瞬間!G1ヴィクトリアマイルでの大逆転勝利
G1ヴィクトリアマイルでクリストフ・ルメール騎手が大逆転勝利。ゴール後の会話に注目が集まる。

大逆転の瞬間
2025年5月18日、東京競馬場で行われたG1ヴィクトリアマイル(芝1600メートル)は、1番人気のアスコリピチェーノ(牝4・黒岩)が直線追い込み、国内G1・2勝目を挙げた。クリストフ・ルメール騎手の巧みな騎乗が光るレースとなった。
ゴール後の会話
JRAが公開したルメール騎手のジョッキーカメラの映像では、ゴール後すぐに自分が勝ったと分からなかったようだ。入線後、1コーナーから2コーナーにかけて馬を流し、止めたところでデムーロや川田、レーンと話す中で、フランス語で「Je ne sais pas.」(分からない)と連呼。たぶん差し切ったことを告げられると、今度は日本語で「オレ?」と叫んだ。その後はデムーロやレーンと会話していたが、フランス語と英語が交差するような興奮ぶりだった。
ファンの反応
ネット上のファンからは「ゴール後のルメールとミルコの会話良いね」「ルメール騎手が『オレ』って言うのちょっと意外」「入線直後は1着分かってなかったっぽいね」「4着までタイム差なしの大接戦だったから誰が勝ったのか分からなくて『誰ー?あ?俺ー?』言うてるルメさんワロタ」「ルメさんも届いたかどうかわからなくて他のジョッキーに聞いてますね。それくらいの激戦」と会話内容に注目の声が上がっている。
レースの詳細
名手たちが繰り広げた大激戦は、トップジョッキーの感覚をも狂わせた。レースは大外枠のアリスヴェリテが逃げる展開。馬のリズムで運んだルメールとアスコリピチェーノは3コーナーで最後方という位置で最後の直線を迎えた。坂を駆け上がったところでレーン騎手のアルジーヌが抜け出しを図り、外から川田将雅騎手のクイーンズウォークが襲い掛かると、さらに馬群を捌いたミルコ・デムーロ騎手のシランケドが強襲した。だが、アスコリピチェーノが驚異の末脚を発揮。ゴール寸前でこれらをまとめて差し切った。