錦織圭の逆転勝利

ATPツアー公式戦「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」の男子シングルス1回戦で、元世界ランク4位の錦織圭（ユニクロ）が19歳のラーナー・ティエン（アメリカ）に4-6 6-4 6-4で逆転勝利をおさめた。

試合のハイライト

• 第1セット: 錦織は第3ゲームでサービスダウンを喫し、第1セットを落とした。
• 第2セット: 0-1から初のブレークに成功し、5-4から相手のサービスゲームを破って試合を振り出しに戻した。
• 第3セット: 5-4からのレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにし、2時間6分で競り勝った。

錦織の大会出場歴

同大会に8年ぶりの出場となる35歳の錦織は、ダイレクトインで本戦入り。初参戦だった2017年は第2シードから2試合を勝ち上がり、準決勝でアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）に4-6 6-3 3-6で敗れはしたが4強入りした。

新鋭ティエンの実力

昨年12月に20歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」で準優勝を飾ったティエンは1月のオーストラリアン・オープンで4回戦まで勝ち進んでトップ10デビューを果たし、世界ランク60位台（最高66位）に躍進した。

次の対戦相手

錦織は次のラウンドで、第4シードのカレン・ハチャノフ（ロシア）と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

大会概要

ジュネーブ・オープンはATPツアー250に格付けされる大会で、シングルス28ドロー＆ダブルス16ドローで争われる。

上位出場選手シード順位

• テイラー・フリッツ（アメリカ）[1]
• ノバク・ジョコビッチ（セルビア）[2]
• トマーシュ・マハーチュ（チェコ）[3]
• カレン・ハチャノフ（ロシア）[4]

※[ ]数字はシード順位