イガ・シフィオンテク、3年ぶりにトップ4圏外へ 全仏OP4連覇への道のりに暗雲
イガ・シフィオンテクが3年ぶりにWTAランキングトップ4圏外に転落。全仏オープン4連覇への道のりに暗雲が漂う。

イガ・シフィオンテク、3年ぶりにトップ4圏外へ
女子テニスの5月19日付WTA世界ランキングが更新され、前週のBNLイタリア国際で3回戦敗退となったイガ・シフィオンテク(ポーランド)は順位を3つ落とし5位に転落。2022年2月以来、約3年3ヵ月ぶりにトップ4の座から陥落した。
BNLイタリア国際での敗退
23歳のシフィオンテクは昨年を含め3度の優勝経験がある得意のBNLイタリア国際に第2シードとして出場したが、3回戦で過去8度対戦し7勝1敗と好相性だった第29シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)に1-6, 5-7のストレートで敗れ3回戦敗退となった。
全仏オープンへの影響
この結果、シフィオンテクは25日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に第5シードとして出場する見込みとなった。第5シードとなると、上位4シードの選手と準々決勝で対戦する可能性がある。シフィオンテクは現在全仏オープン3連覇中で同大会の絶対女王として君臨しているが、4連覇への道のりに暗雲が漂う。
その他のランキング動向
なお、その他ではBNLイタリア国際でベスト8となったアリーナ・サバレンカが世界ランク1位を維持。同大会で準優勝となったココ・ガウフ(アメリカ)が同2位、3回戦で敗退したジェシカ・ペグラ(アメリカ)が同3位、優勝を飾ったジャスミン・パオリーニが同4位にそれぞれ浮上している。
5月19日付WTA世界ランキング上位10選手
- 1位[ - ]…アリーナ・サバレンカ 10,683ポイント
- 2位[ ↑1 ]…ココ・ガウフ 6,863ポイント
- 3位[ ↑1 ]…ジェシカ・ペグラ 6,243ポイント
- 4位[ ↑1 ]…ジャスミン・パオリーニ 5,865ポイント
- 5位[ ↓3 ]…イガ・シフィオンテク 5,838ポイント
- 6位[ ↑1 ]…マリア・アンドレーワ 4,986ポイント
- 7位[ ↓1 ]…マディソン・キーズ(アメリカ) 4,674ポイント
- 8位[ - ]…ジェン・チンウェン(中国) 4,368ポイント
- 9位[ - ]…エマ・ナバロ(アメリカ) 3,831ポイント
- 10位[ - ]…パウラ・バドサ(スペイン) 3,641ポイント